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2011年 印象に残った約100冊の書物たち

ある哲学者のブログに触発されたので、私も自分なりに、2011年刊行された新刊を中心に、また、刊行年を問わず2011年に目を通したり読んだりしたものも含めつつ、自分の印象に残った書物を挙げてみたいと思います。およそ100冊ですが、巻数を重ねるものはひと…

東横線のにくいCM

振付とメロディ(「噛むとフニャンニャンニャンニャニャン〜♪」でお馴染み)がコミカルなロッテガムFit'sのCMの出来映えは見事で、フニャンニャンと柔らかい新触感だけではなく、40分も味が長続きするということを、電車の乗車時間で計測したという設定で、…

気になったもの

黒田育世×古川日出男『ブ、ブルー』予告 くだらん。実に馬鹿馬鹿しいが、不覚にも大笑。

ゼロの胎動

集英社からWEBで最新作が読めるRENZABURO(レンザブロー*1)というサイトがあると知った。古川日出男の作品が少し読める。古川は今アツい作家だ(と勝手に思っている)。 批評と理論のサイト、〈SITE ZERO ZERO SITE〉もおそらく若手の研究者・専門家たちが…

優れた二、三のビュトール論から享けたこと

ぼくはミシェル・ビュトール(Michel Butor,1926- )という作家に出会わなければ、フランス語学習はおろか、仏文専攻にまで進もうとは思わなかった。 大学院から仏文に入ったわけだが、研究なんて大袈裟なことはこれまで一度もしなかったと思う。フランス文…