専門家と好事家


  • 10:33 荻原魚雷氏『活字と自活』(本の雑誌社*1を読んでいる。すっきりとした文章からほの見える文士の気構えが快い。活字というだけあって、組版の工夫(フォント、見出し、写真の使い方など)も昔の雑誌風になされている。真っ直ぐないい本だ。 #
  • 10:40 おれはもの知ってんぞというような知識ひけらかしものの、本の本はつまらん。重箱の隅をつつくのもいいが、どうしてそこに向かうかの反省が足らないせいではないかと思う。魚雷氏の書きものはそうではない。オタクとそうでない者の差がここに画然とある。 #
  • 10:43 誤解されるきらいもあるが、高山宏氏もオタクではない。オタクは肩書きが付くのかも知れない。何々専門家とか。 #
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*1:

活字と自活

活字と自活