シナリオ教室から〈BDコレクション〉まで、そしてこれから
Twitterを公私にわたって使っているうちに、ブログ更新の折を見つけられず、久々に書く。
というよりも、国書刊行会から昨年の11月から今年の1月まで、毎月刊行するための編集作業など、
2010年フリー編集でやってきた仕事を回顧を、いまごろできる次第である。
- 作者: 小林茂雄+東京都市大学小林研究室
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 2010/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 岸川真
- 出版社/メーカー: 芸術新聞社
- 発売日: 2010/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 118回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: ショーン.マクニフ,小野 京子
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 2010/07/14
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2010/12/03
- メディア: DVD
- 購入: 10人 クリック: 137回
- この商品を含むブログ (179件) を見る
- 作者: 長谷川 啓三
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 2010/10/15
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
- 作者: 今村昌平,佐藤忠男
- 出版社/メーカー: キネマ旬報社
- 発売日: 2010/12/04
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ダメ出しコミュニケーションの社会心理―対人関係におけるネガティブ・フィードバックの効果
- 作者: 繁桝 江里
- 出版社/メーカー: 誠信書房
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
なかでも、〈BDコレクション〉は企画成立までも大変だったが、編集作業だけでなく、叢書の立ち上げから、パンフレット作成、HPの立ち上げ、ブログにTwitter、書店イベントが連動で「死ぬかと思った」ほどである。とりわけ、第三弾『アランの戦争』は難産で、泊まり込みの日々が続いただけに、産みの親の心よろしく、可愛い一冊に仕上がった。どれもグラフィック・ノベルとして楽しめる、日本ではなかなか読めないガイブンだとぼくは思っている。
- 作者: パスカル・ラバテ,古永真一
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2010/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
墨絵のような淡くも幻想絵画を味わうように読める。アレクセイ・トルストイ原作だけあって、物語も十二分に面白いと評判。
*2
- 作者: クリストフ・シャブテ,中里修作
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2010/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
サイレント映画のような緊張感と、辞書遊びによって、想像力の画が次々とはじけ飛ぶ。
*3アランの戦争――アラン・イングラム・コープの回想録 (BDコレクション)
- 作者: エマニュエルギベール,野田謙介
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2011/01/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
字幕のように文字がびっしりの、戦争バンドデシネ。ヨーロッパ放浪記のようにも読める。アメリカの若者がヨーロッパでの戦争体験を経て、ヨーロッパそのものを求めるようになるアランの、数々の出会いや日常の細かな時間がゆくりなく流れる。
*4
今年はどんな編集の仕事をするだろうか。さすがに少しペースは落とすし、落ちざるを得ないが、自分学問を再開するための準備をはじめている。
とはいえ、今月は厳しいと思うが、近々、また次の本をあげる予定だ。阿久津主税『将棋のチカラ』(白水社)という本である。
- 作者: 阿久津主税
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2011/02/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る
他社本の紹介というか、自分のための購入備忘録は、時間を喰うばかりなので、暇なときにだけやることに。
やらなくてはならない課題が多すぎるので、やはりTwitter程度のつぶやきになってしまうかもしれない。
面白い企画は時間をかけて温めようと思う。