2008.6〜


【文学・エッセイ】


夢の展翅

夢の展翅

ニート (角川文庫)

ニート (角川文庫)

こどものころにみた夢

こどものころにみた夢

顰蹙文学カフェ

顰蹙文学カフェ

傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを

傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを

さよなら渓谷

さよなら渓谷

回送電車 (中公文庫)

回送電車 (中公文庫)

小説修業 (中公文庫)

小説修業 (中公文庫)

浄土 (講談社文庫)

浄土 (講談社文庫)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)

シシリエンヌ (新潮文庫)

シシリエンヌ (新潮文庫)

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

洲之内徹文学集成

洲之内徹文学集成

闘う書評

闘う書評

日本近代文学の名作 (新潮文庫)

日本近代文学の名作 (新潮文庫)

漱石は『こころ』のなかに江戸と西欧、二つに分裂した倫理観の危機を刻み、川端は『雪国』で、混じり合う男女の性を「浸透力」と捉えた――。明治から昭和までの代表的文学者24人の作品から、「名作」に値する特異な要件を抽出し、近代精神が孕む諸問題を解き明かした傑作論考。独自の着眼と作品への懐深い洞察で、文学の本質を鮮やかに射抜く、吉本文学論の精髄である。

往復書簡 いつも香港を見つめて

往復書簡 いつも香港を見つめて

四方田犬彦の引っ越し人生

四方田犬彦の引っ越し人生

聖母のいない国―The North American Novel (河出文庫)

聖母のいない国―The North American Novel (河出文庫)

猫を償うに猫をもってせよ

猫を償うに猫をもってせよ

旅の仲間 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡

旅の仲間 澁澤龍彦・堀内誠一往復書簡

表紙 omote‐gami

表紙 omote‐gami

被写体(別々の二つの土地)を二重写しにした吉増氏のカラー写真は怪しくて美しい。言霊がお経のように漂ってくるような気迫と妖艶さがある。多分に地霊的である。

百句燦燦 現代俳諧頌 (講談社文芸文庫 つE 2)

百句燦燦 現代俳諧頌 (講談社文芸文庫 つE 2)


辺境の旅はゾウにかぎる

辺境の旅はゾウにかぎる

スコルタの太陽 (Modern & Classic)

スコルタの太陽 (Modern & Classic)

南イタリア、灼熱の太陽のもと、村の広場に地獄からの使いのような一人の男が現れた。その時から、スコルタ一族の呪われた宿命との戦いが五世代に渡って繰り広げられる。ゴンクール賞、ジャン・ジオノ賞審査員賞をダブル受賞!


エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話 (岩波文庫)

エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話 (岩波文庫)


アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)

アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)

老魔法使い―種村季弘遺稿翻訳集

老魔法使い―種村季弘遺稿翻訳集

多彩な作品の翻訳を遺して逝った種村季弘の最後の迷宮。〈スイスのシムノン〉と称えられるグラウザーの短篇12篇と長篇2篇、全篇本邦初訳。


ヘルデンプラッツ (ドイツ現代戯曲選)

ヘルデンプラッツ (ドイツ現代戯曲選)

月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)

月と六ペンス (光文社古典新訳文庫)

チェーホフ・ユモレスカ〈3〉

チェーホフ・ユモレスカ〈3〉

親に打ち棄てられた幼い娘にも、宿なしの優しい靴屋にも、涙する父にも、チェーホフの柔らかなまなざしが降りそそぐ……。厳しい格差にあえぎ、うまくいかない日々を懸命に生きたロシアの人びと。いとおしくも、人間くさい色とりどりの人生喜劇を、きりりとしたユーモアで包みこんで贈る。宝物のような短篇に出会える一冊。

チェーホフ・ユモレスカ―傑作短編集〈1〉 (新潮文庫)

チェーホフ・ユモレスカ―傑作短編集〈1〉 (新潮文庫)

結婚式の夜、苦悩の果てに男が過去を打ち明けたときの新婦の反応は。上演中なのに大声で俳優を罵る、劇場勤めの老人の運命は――。あっと驚く皮肉な結末に導かれる愛すべき登場人物たちは、100年以上を経た今も生きている! 1000編もの作品を残したロシア最高の短編作家チェーホフ。ユーモアたっぷり、洒脱で鮮やかなショートショート傑作集、本邦初訳を含め、すべて新訳の65編。

氷

異常な寒波のなか、夜道に迷いながら私は少女の家へと車を走らせた。地球規模の気象変動により、氷が全世界を覆いつくそうとしていた。やがて少女は姿を消し、私はその行方を必死に探し求める。軍事独裁下の某国に彼女がいることを突きとめ、要塞のような〈高い館〉へ乗り込んだ私は、強大な力で少女を支配する長官と対峙するが……。

サンリオSF文庫」で、最も復刊が求められていた伝説の名作が、全面改訳で遂に登場!
刻々と迫り来る氷の壁、地上に蔓延する抗争と殺戮、絶望的な逃避行。恐ろしくも美しい終末のヴィジョンで読者を魅了し、世界中に冷たい熱狂を引き起したSFの伝説的名作。
『氷』 は唯一無二の作品だ。その魔法の力によって、『氷』 は唯物論的なサイエンスファンタジーの視界を超えた領域に到達している。――ブライアン・W・オールディス


ミッツ―ヴァージニア・ウルフのマーモセット (フィクションの楽しみ)

ミッツ―ヴァージニア・ウルフのマーモセット (フィクションの楽しみ)








【社会・思想・文化史・芸術】



ドゥルーズ キーワード89

ドゥルーズ キーワード89



ディスポジション:配置としての世界―哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて

ディスポジション:配置としての世界―哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて

ルーダンの憑依

ルーダンの憑依

17世紀前半、パリから270キロ南西の地方都市ルーダンで起きた、かの有名な悪魔憑き事件。数多の小説や映画の素材とされてきたこの史実を前に、私たちは一様にこう問うことだろう
――悪魔はほんとうに現われたのか? 

神学者=歴史家である著者ミシェル・ド・セルトーは、厖大な量の原資料(裁判調書、医師の報告書、神学的調書、政治的パンフレット、関係者の書簡、新聞、風刺文書、回想記…)を此岸に足を据えた冷静なまなざしで読み込み、言説と資料を並置する周到な構成で、集団憑依事件の「真実」を浮かび上がらせてゆく。
そこに現出するのは、修道院、街、国を舞台に、憑依者=修道院長デ・ザンジュ、魔法使い=主任司祭グランディエ、裁き手=男爵ローバルドモン、悪魔祓い師=神父シュランを主要登場人物として演じられる、悪魔劇というスペクタクルだ。 
この「ルーダン劇場」において露わになる《性》《秩序》《権力》《言論》のメカニズム。それがある目的に向けて機能させられるとき、恐るべき勢いと残虐性が発揮される。宗教的時代が終わりを迎え、近代が始まろうとする巨大な歴史的転換期に発生した悪魔祓い裁判の結末に、私たちは不安定な時代の徴候を見、そのリアリティーにおののくことだろう。
神学、精神分析学、文化人類学社会学の知がクロスオーバーする独自の歴史学を実践してゆくド・セルトーの出発点がここにある。

人間の測りまちがい〈上〉―差別の科学史 (河出文庫)

人間の測りまちがい〈上〉―差別の科学史 (河出文庫)

人間の測りまちがい 下―差別の科学史 (2) (河出文庫 ク 8-2)

人間の測りまちがい 下―差別の科学史 (2) (河出文庫 ク 8-2)

イタリア現代思想への招待 (講談社選書メチエ)

イタリア現代思想への招待 (講談社選書メチエ)

フロイトのイタリア 旅・芸術・精神分析
岡田温司著 平凡社 A5判304頁  ISBN978-4-582-70279-8 未刊
フロイトは大のイタリア通であった。本書は彼のイタリア体験を膨大な書簡等から再構成、精神分析理論に刻印された長靴の半島の楔を明かす刺激的な一書。上質のイタリア案内でもある。

肖像のエニグマ―新たなイメージ論に向けて

肖像のエニグマ―新たなイメージ論に向けて


ディアスポラの力―ユダヤ文化の今日性をめぐる試論

ディアスポラの力―ユダヤ文化の今日性をめぐる試論

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

新しい学〈3〉 (叢書・ウニベルシタス)

新しい学〈3〉 (叢書・ウニベルシタス)

パラダイムとは何か  クーンの科学史革命  (講談社学術文庫 1879)

パラダイムとは何か クーンの科学史革命 (講談社学術文庫 1879)

ヨーロッパ人相学―顔が語る西洋文化史

ヨーロッパ人相学―顔が語る西洋文化史

動物たちの沈黙(仮題) 《動物性》をめぐる哲学試論 Le Silence des bêtes : La philosophie à l'épreuve de l'animalité
エリザベート・ド・フォントネ著 石田和男・小幡谷友二・早川文敏訳 彩流社 A5判上製 予価7,000円+税 ISBN978-4-7791-1338-3 7月中旬


フンボルト理念の終焉?―現代大学の新次元

フンボルト理念の終焉?―現代大学の新次元

革命の社会学 新装版

革命の社会学 新装版



狩猟と編み籠 対称性人類学2 (芸術人類学叢書)

狩猟と編み籠 対称性人類学2 (芸術人類学叢書)

事典の語る日本の歴史  (講談社学術文庫 1878)

事典の語る日本の歴史 (講談社学術文庫 1878)

ゲバルト時代 SINCE1966-1973 あるヘタレ過激派活動家の青春

ゲバルト時代 SINCE1966-1973 あるヘタレ過激派活動家の青春

日本ホーロー看板広告大図鑑―サミゾチカラ・コレクションの世界

日本ホーロー看板広告大図鑑―サミゾチカラ・コレクションの世界






処女の文化史 (新潮選書)

処女の文化史 (新潮選書)



中国の変-現代中国路上考現学

中国の変-現代中国路上考現学

中国人の胃袋-日中食文化考

中国人の胃袋-日中食文化考

鬱の力 (幻冬舎新書)

鬱の力 (幻冬舎新書)

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

浜崎あゆみNANA、郊外型ショッピングモール、携帯メール依存といったケータイ小説の「元ネタ」を探究すると、現代の若者たちの文化と生態が明らかに! 
私たちの今いる”場所”について深く考えさせられます。


ディズニー化する社会 (明石ライブラリー)

ディズニー化する社会 (明石ライブラリー)

青いムーブメント―まったく新しい80年代史

青いムーブメント―まったく新しい80年代史

VOL 03

VOL 03

無能力批評―労働と生存のエチカ

無能力批評―労働と生存のエチカ

探偵ハンドブック

探偵ハンドブック

松井冬子 2―MATSUI FUYUKO (2)

松井冬子 2―MATSUI FUYUKO (2)




【都市】


佃島・月島游記―都会の島の物語

佃島・月島游記―都会の島の物語

非常階段東京 TOKYO TWILIGHT ZONE
佐藤信太郎 青幻舎 B4横並製 定価3,200円+税 ISBN978-4-86152-155-3 2008年06月15日




自然光と人工光が妖しく混ざりあう、
東京の最も美しい表情がここにある

ビルの非常階段から東京の街を撮影する著者の
「非常階段東京 TOKYO TWILIGHT ZONE」。
黄昏に浮かび上がる雑然とした町並み、さまざまな表情。
新しいものと古いものが同時にうごめき、最も美しい姿を現す瞬間。
大都市東京から放たれる底知れぬエネルギーを、
幻惑的かつリアリティにとらえた快作。


裏社会の歩き方

裏社会の歩き方

日本版スローシティ―地域固有の文化・風土を活かすまちづくり

日本版スローシティ―地域固有の文化・風土を活かすまちづくり




【鉄道】


汽車の窓から―東海道 (復刻版 岩波写真文庫―森まゆみセレクション)

汽車の窓から―東海道 (復刻版 岩波写真文庫―森まゆみセレクション)

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

私鉄探検 (ソフトバンク新書)

日本の鉄道 車窓絶景100選 (新潮新書)

日本の鉄道 車窓絶景100選 (新潮新書)

日本鉄道旅行地図帳 2号 東北―全線・全駅・全廃線 (2) (新潮「旅」ムック)

日本鉄道旅行地図帳 2号 東北―全線・全駅・全廃線 (2) (新潮「旅」ムック)