ここ最近の注目本
何と言ってもまず慶賀すべきは、草森紳一の大連載、「中国文化大革命の大宣伝」が上下巻として刊行されたことです。終刊となった「広告批評」で、1989年から長きにわたり連載されていたものをまとめたものです。
- 作者: 草森紳一
- 出版社/メーカー: 芸術新聞社
- 発売日: 2009/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 草森紳一
- 出版社/メーカー: 芸術新聞社
- 発売日: 2009/05/26
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ひとまずは、「大宣伝」を一押し本として。
ほか、ここ23ヶ月のうちに買ったもの読んだもの貰ったものを数点、挙げます。
中公新書の森 2000点のヴィリジアン
書店で無料配布されているPR冊子です。こういう冊子は見かけて貰っておかないとタダより高い。書店をながす利点は、出版社のPR誌などを貰えることです。出版点数も2000を超えて、安野光雅氏が「RC」のシンボルマークの背景をリニューアルする(している?)そうです。↓
学者著者出版人などが中公新書の思い出に残る3冊を挙げています。絶版新書も散見されます。新刊入手可能本で、わりと評者が挙げていた一冊がこれ。↓
*1批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)
- 作者: 廣野由美子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/03/01
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かの筒井康隆の「唯野教授」のように(?)、作品に即した便利な「文学理論」による読み解き紹介となっています。
同じく便覧ものとして、現代美術を紹介してくれるのが、これ。↓
- 作者: 暮沢剛巳
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/04/01
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こちらも、単なる概説本ではなく論述になっている美学の本として、これ↓
- 作者: 小田部胤久
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: 単行本
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装幀=間村俊一
関心の書物論・情報知論としては、これ。↓
- 作者: 今福龍太
- 出版社/メーカー: 東京外国語大学出版会
- 発売日: 2009/03/31
- メディア: 単行本
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装幀=間村俊一
- 作者: 清水高志
- 出版社/メーカー: 冬弓舎
- 発売日: 2009/04/20
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装幀=戸田ツトム
「芸術」の予言!! 60年代ラディカル・カルチュアの軌跡 (「季刊フィルム」コレクション)
- 作者: 「季刊フィルム」コレクション・編集部
- 出版社/メーカー: フィルムアート社
- 発売日: 2009/05/19
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『東京から考える』の延長、私鉄沿線郊外について、北田暁大×東浩紀×原武史の鼎談あり。↓
NHKブックス別巻 思想地図 vol.3 特集・アーキテクチャ
- 作者: 東浩紀,北田暁大
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/05/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大好きなホンマタカシ氏による写真論がまとまりました。これは嬉しい。本作りがブルーノ・ムナーリのような「たのしい」本です。良書。
- 作者: ホンマタカシ
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 単行本
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装幀=服部一成+山下ともこ
同じ平凡社のライブラリーでは、この随筆家の書き物が面白い。
- 作者: 岩本素白
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2009/05/12
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