ふた安心

urotanken2007-08-09







仕事をしていたら、郵便物が届く。
NTT出版の編集の方から高山本を頂戴した。おお、助かった、危うく買うところだったよ。ほっと安心。

超人高山宏のつくりかた (NTT出版ライブラリーレゾナント)

超人高山宏のつくりかた (NTT出版ライブラリーレゾナント)


いまひと安心は、ぼくの戯れ言が掲載されなかったこと。




ぼくにくれたものを載せてもいい? と山師*1から言われていたので、
あんな勢いにまかせて書きなぐった駄文が*2、しかも基が見当たらず何を書いたのだか心許なく、落ち着かなかった。



のだが、ひと安心。編集の都合で掲載できなかったと、知らせてくれたのだ。



載るかも知れなかった文は、大したものではない、私的な手紙*3にすぎない。
大方は、四方田犬彦の「先生とわたし」を読んで考えた師弟関係というものについて、自分が山師から授受したことなどのよしなしごとを含めて書きつけた極私的なものだったように思う。



そもそもNTT出版ライブラリーレゾナントという小さなシリーズ本に、周囲の反応を載せるだけの紙幅もなかろうと思っていたし、そんな本は辞書並みに厚い『ブック・カーニヴァル』(自由国民社、絶版)でもう十分である。



といったことで、ふた安心。

*1:高山宏を勝手にそう呼んでいます。

*2:山師は、声涙下るものだったと大袈裟に評してくれたけど。

*3:そもそも手紙というか、FAX文書だ。