2007.9の新刊(8月含む)

urotanken2007-09-08



【文学】


墓碑銘 (講談社文芸文庫)

墓碑銘 (講談社文芸文庫)

蜘蛛の糸は必ず切れる

蜘蛛の糸は必ず切れる

日本幻想文学史 (平凡社ライブラリー す 9-1)

日本幻想文学史 (平凡社ライブラリー す 9-1)

ゴシックスピリット

ゴシックスピリット

文字の都市―世界の文学・文化の現在10講

文字の都市―世界の文学・文化の現在10講

橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1)

橋本治という行き方 WHAT A WAY TO GO! (朝日文庫 は 27-1)

介護入門 (文春文庫)

介護入門 (文春文庫)

ナラ・レポート (文春文庫)

ナラ・レポート (文春文庫)

遊歩のグラフィスム

遊歩のグラフィスム

「遊歩」をキーワードにして,詩学以前の渾沌状態の思考のありようを,言語と絵画の相互浸透に惹かれ,実際に「遊歩」を好み,一つの言語が抱える諸領分をジャンルをかまわず踏み破って歩いていった藝術家たちの仕事のなかに凝視める,著者渾身の文学・藝術論.時間と空間をめぐる詩的哲学発生の瞬間を犀利な知性で分析する.

始まりの言葉 (双書時代のカルテ)

始まりの言葉 (双書時代のカルテ)

人間を守る読書 (文春新書)

人間を守る読書 (文春新書)

反=近代文学史 (中公文庫)

反=近代文学史 (中公文庫)

惑星の思考―“9・11”以後を生きる

惑星の思考―“9・11”以後を生きる



けものたち・死者の時 (岩波文庫)

けものたち・死者の時 (岩波文庫)

海底二万里〈下〉 (岩波文庫)

海底二万里〈下〉 (岩波文庫)

第三の書―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈3〉 (ちくま文庫)

第三の書―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈3〉 (ちくま文庫)

幻の下宿人 (河出文庫)

幻の下宿人 (河出文庫)

麻薬書簡 再現版 (河出文庫)

麻薬書簡 再現版 (河出文庫)

『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する (光文社新書)

『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する (光文社新書)

新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫)

新アラビア夜話 (光文社古典新訳文庫)

野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)

野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)

変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)

変身,掟の前で 他2編 (光文社古典新訳文庫 Aカ 1-1)

けものたち・死者の時 (岩波文庫)

けものたち・死者の時 (岩波文庫)

土星の徴しの下に

土星の徴しの下に



【都市】


坂の町・江戸東京を歩く (PHP新書)

坂の町・江戸東京を歩く (PHP新書)

夕暮れ東京―Twilight Tokyo

夕暮れ東京―Twilight Tokyo


『足立区』は、突発的なイメージだけではなく、統計などの具体的な資料を駆使した23区の特徴を面白くしようという心意気。これは買いたい。23区が全揃いすることを強く望む。



【社会・思想・哲学】

下流社会 第2章  なぜ男は女に“負けた

下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか (光文社新書)

山口昌男の手紙 文化人類学者と編集者の四十年

山口昌男の手紙 文化人類学者と編集者の四十年


〈畳長さ〉が大切です (双書 哲学塾)

〈畳長さ〉が大切です (双書 哲学塾)

とかく評判の悪い畳長性をめぐる,逆転の発想──無駄が多くてドンくさい〈畳長さ〉こそ,コミュニケーションとシステムを支える条件じゃないのか.落語の面白さについて思案し,システム工学と情報理論の門をたたきます.ベイトソンやウィーナーの言葉は,「畳長」であることの知られざる役割を突いていました.存在論から関係の哲学への転換のために.

歴史を哲学する (双書 哲学塾)

歴史を哲学する (双書 哲学塾)

《双書・哲学塾》というラインナップが登場。掲載序列はぼくの関心順。山内志朗氏の『〈畳長さ〉が大切です』(何てたのしい題名のつけかただろう)は面白いこと請け合いでしょう。〈冗長〉ではなく〈畳長〉?! 論じ方のアプローチにも大変わくわくします。情報理論と情報生体システム、おそらく氏の研究分野のひとつライプニッツ学からの提案もみられることでしょう。これは買いだ。野家啓一氏の著作にも親しんでいますが、これは入門書の性質が強いと予想されます。土屋氏については未読につき何も言えません。

お節介なアメリカ (ちくま新書)

お節介なアメリカ (ちくま新書)

「狂い」の構造 (扶桑社新書)

「狂い」の構造 (扶桑社新書)

幻想の未来/文化への不満 (光文社古典新訳文庫)

幻想の未来/文化への不満 (光文社古典新訳文庫)




マルクスの『資本論』 (名著誕生)

マルクスの『資本論』 (名著誕生)

「資本主義」という怪物はいかにして生まれたか

何百万人もの人生に影響を与え、世界の歴史の流れを変えた『資本論』。さまざまに論じられてきたこの書物を、「資本主義」という怪物を主人公とした小説として読みなおし、当時の時代背景とマルクスの個人的な悲劇も含めて生き生きと描く。


名著誕生2 ダーウィンの『種の起源』

名著誕生2 ダーウィンの『種の起源』

神の領域へ踏み込んだ革命の書をわかりやすく解き明かす!

種の起源』誕生の経緯から、出版当時どのような賞賛と批判を受け、今日に至るまで名著として輝きを放ち続けているのか。神の被造物から自然的動物へ、「人間」像の大転換を記すこの書を解き明かした、ガイドブックの決定版。


汽車 (岩波写真文庫 赤瀬川原平セレクション 復刻版)

汽車 (岩波写真文庫 赤瀬川原平セレクション 復刻版)

鉄道は社会の動脈である.国鉄だけで2万キロ.5千の停車場.48万の従業員がいる.日本の鉄道は世界で一番正確であるといわれているが,その組織と運営,複雑な事柄が要領よく描かれている.目次──「機関車の話」「線路の話」「お客と貨物を運ぶ話」「機関車の歴史」.〈当時の宣伝文より.初版:1951年〉

ほかに、科学篇44 蛔虫/科学篇48 馬/科学篇49  石炭/科学篇94 自動車の話 を併せた科学篇5冊セットとして復刊される。また、

復刻版岩波写真文庫 社会篇5冊セット(社会篇3 南氷洋捕鯨/社会篇65 ソヴェト連邦/社会篇101 戦争と日本人/社会篇143 一年生/社会篇183 日本)も。これらはばら売りも可能。


【芸術・文化】


美の解析―変遷する「趣味」の理念を定義する試論

美の解析―変遷する「趣味」の理念を定義する試論

18世紀イギリスの画家ホガース(1697-1764)は、数々の版画や《当世風の結婚》などの絵画作品で、当時の支配層と中流階級の道徳観や風俗を鋭く批判した風刺画家として知られるが、一方、ロココ芸術の審美的論考をものした論客として美術史上、特異な位置を占めている。『美の解析』の論旨は、一貫して古典主義美学を批判し、古典主義が称揚した「比例」の美学を、形態の美は比例よりも、形態を構成する線の性質によるものであるとして、反古典主義の美学を主張した。本書は、ロココの美意識を実践的に表明した一次資料として唯一の貴重な文献である。

建築家ガウディ全語録

建築家ガウディ全語録



時代の目撃者―資料としての視覚イメージを利用した歴史研究

時代の目撃者―資料としての視覚イメージを利用した歴史研究

芸術作品の研究を主とする、従来の美術史の範囲を大きく拡張し、文化人類学的観点から、その各々の時代が生んだあらゆる媒体のイメージの根拠を、時代の目撃者の眼に徹することによって詳細に探求した,視覚イメージを通じた文明批評であり、近来にないグローバルな学際的成果であり、メディアの時代といわれる現代の要請が生んだ必読の書である。


愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎 <ヴィジュアル版> (集英社新書)

愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎 <ヴィジュアル版> (集英社新書)


シャネル―人生を語る (中公文庫)

シャネル―人生を語る (中公文庫)



【科学・数学】


非線形科学 (集英社新書 408G)

非線形科学 (集英社新書 408G)

四次元の冒険―幾何学・宇宙・想像力

四次元の冒険―幾何学・宇宙・想像力



近代科学の源流 (中公文庫)

近代科学の源流 (中公文庫)







【鉄道】


世界鉄道百科図鑑 - 蒸気、ディーゼル、電気の機関車・列車のすべて 1825年から現代

世界鉄道百科図鑑 - 蒸気、ディーゼル、電気の機関車・列車のすべて 1825年から現代



【デザイン・文字】

季刊graphic/design[グラフィックデザイン]4号

季刊graphic/design[グラフィックデザイン]4号

句読点、記号・符号活用辞典。

句読点、記号・符号活用辞典。