都市・町
町田から荻窪への引越が無事、引越のサカイによって、難なく完了した。サカイ、さすがはプロで、一挙に本の入った段ボール二箱を抱えて、機敏に動く。休憩は10分程度の一回のみで、手際の良さに驚く。人数はたったの3人ながら、素晴らしい機動力であった。 …
壁の本作者: 杉浦貴美子出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2009/09/02メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る 壁の肌理に注ぐもの 街中に絵があふれている。 帯文にそう謳われるとおり、壁写真の画集というべき本…
ただモデルの女の子に惹かれて、アイフォトしたわけではない。これは大学予備校の広告写真だが、2月後半から4月にかけて、大勢の人、とくに若者にとって人生の節目にあたる時期。平たく春が来るとでも言おうか。入学に卒業、就職、転勤等々…。移ろいのとき…
ようやく念願の引越を叶えることになった。場所は町田。住所は神奈川県相模原市なのだが、小田急/JR横浜線の町田駅が最寄りであり*1、立派な町田の住民になる。無論〈立派な〉は、〈町田〉にかかっている。町田は立派だ。これだけ巨大な郊外の街はないので…
K夫妻のお誘いで、住吉神社例祭の御神輿を家人と観に出かける。猛暑のなか、13時半から17時まで、月島を練り歩きながら、神輿担ぎの群れに付き添った。 法被の背には、月参とか月三とか、番町記号が格好いい。 こんな威勢のいい祭ははじめてに近い体験で、女…
先に、理想の街をこう思い描いたことがあった。 武蔵小山のような商店街か下高井戸の食料品店があって、南阿佐ヶ谷の書原本店のような本屋さんがあり、大森は山王や馬込のような起伏があり、ドトールコーヒーかサンマルク・カフェ、そしてぽえむのような珈琲…
東浩紀・北田暁大著『東京から考えるー格差・郊外・ナショナリズム』(NHKブックス、本体価格1160円+税、ISBN978-4-14-091074-0)はポスト・バブル世代(1971年生れ)の二人の論者(この二人がともに東京「郊外」の出身者であり、<郊外から考える>東京論…
世田谷に住んではや8年になる、そろそろ居場所を移したいという気持にもなった。世田谷は交通の便はよいが、本屋さんが貧しく、三軒茶屋はTUTAYAしかなく、桜新町は中央図書館しかない。世田谷区なら下高井戸(赤堤)がよい。町に武蔵小山のような商店街か下…